1.管理実務
賃貸不動産経営管理士の試験では、管理実務についての事項も、例年7題ほど出題されています。
管理実務には、主に建物管理の実務として、鍵の管理、住環境の整備などから出題されます。
また、賃貸借契約の管理として、原状回復、未収賃料の回収などが問われています。
2.鍵の管理
管理業者の重要な業務に鍵の管理があります。
鍵の受け渡しは、書面に記帳することが必要な事項です。
マスターキーの管理は特に厳重な管理が必要です。
貸室への入室は許容されませんが、やむを得ない緊急時のみ入室が許されています。
新しい賃借人に鍵を引き渡す時には、鍵の交換が必要です。
原則として、鍵の交換費用は賃貸人の負担となっています。
2.過去問
平成28年度 本試験より
〇 前の借主が使っていた鍵を交換しないまま新しい借主に物件を引き渡すと、盗難等のトラブルの原因となることがある。
〇 何らかの方法で鍵を入手し、盗難品の受渡しを行う等、空室の賃貸住宅が犯罪に利用されるケースが発生している。
〇 管理業者に賃貸不動産の鍵を保管せず、万一のときは専門の解錠業者に解錠させるという賃貸管理の方法もある。
賃貸不動産経営管理士の試験まで3週間になりました。
比較的、勉強しやすいのでこのまま順調にいくとうれしいです(^^)
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